top of page

ESLOW JOURNAL Vol.8

LOVE of PLETHORA MAGAZINE


先日レポートさせていただいた

UNEVEN HUB STORE様とのイベントの中でも紹介させていただいた、

PLETHOLA MAGAZINE(プレソラマガジン)。


前回も少し触れさせていただきましたが、

デザイナー清水がこよなく愛すアートマガジンです。



なかなかお目に掛かれない逸品であるのと、

是非ESLOWオフィシャルでもその魅力をお伝え出来たらなと思い、

今回は清水のPLETHORA MAGAZINEへの思いをしたためました。




―――――――――――


私がこの本に出合ったのは2019年の夏頃でした。





先ずこの圧倒的なサイズ感に驚きました。




従来の雑誌のフォーマットの常識を超える50×70cmのサイズで

額装すれば全ページがアートとして成り立ちます。



*UNEVEN HUB STORE様で展示された際の画像




広告やロゴのない、一切のノイズを排除して作られた52ページにわたるポスターサイズの、

ただただ圧倒的なビジュアルに驚きを隠せませんでした。



伝統的な印刷技術に対する深い情熱から生まれたプレソラマガジンは、

デンマーク・コペンハーゲンから年に1回発行している、

世界限定1,000冊という希少価値の高いアート雑誌です。






2020年デザイナートに出展されていた時に偶然プレソラマガジンと再会しました。

展示ではプレソラマガジンの日本エージェントの方が丁寧に1冊1冊の内容を説明してくださり

素晴らしく面白い内容の展示でした。



日本エージェントの彼らとはそれがきっかけとなり、

ESLOWのブランドネームのデザインをしていただいたり、

一緒にPOP UPをさせていただいたりと、

ESLOWや私にとって深いご縁のきっかけを作ってくれたのがプレソラマガジンでした。




数冊ある中で私の心を掴んだのは

VOL.8に収められていたHENRIK CAPETILLOの羽の写真でした。







The Weight of Feather  と、題された写真は

羽の毛が1本1本まで鮮明に見え、

繊細なのにどこか物凄く力強いエネルギーと時が止まってしまった様な

不思議な浮遊感が魅力の作品で強烈に刺激を受けました。



artでもfashionでも映画でも音楽でも何にでもあてはまると思いますが、


見た瞬間にはっとする感動と驚きは、


人間の脳と心を刺激し体感が生まれますよね。





そんな体感が生まれる様な服作りが出来たらと、

デザイナーとして再考させられた大切な1冊です。




bottom of page